冬至|12月22日

いちばん長い夜を越えて

撮影日、2025年12月22日。冬至。
今年の冬至は22日で、時刻は0時3分でした。
基本的には21日になることが多いので、22日というのは少し珍しいですね。

新月や満月と同じように、二十四節気にもきちんと「その瞬間」があります。
暦の上では、この日のこの時刻、この0時3分に冬至を迎えた、ということになります。
日付だけでなく、「時間」や「分」まで決まっているというのは、考えてみると不思議な感覚です。

今回から2周目に入った「暁のヒトシズク」。
節気の変わり目の明け方を写真に収め、
そのとき感じたことを、そのまま言葉にしているブログです。

名古屋は今日は朝からとても天気がよくて、昨日までの雨や重たい空気が嘘のようでした。
低気圧の影響もあったのか、昨日までは少し体も気分も重たかったような気がします。
けれど、冬至を迎えた途端、ガラッと空気が切り替わったような、そんな感覚がありました。

季節を意識して暮らしていると、冬至に向かうこの数日間が、一年の中でいちばんきついと感じます。
これはもう毎年のことで、個人的にはこの時期が一番しんどい。
気力も体調も落ちやすくて、「陰が深まる」という言葉がそのまま当てはまるような時間です。

でも不思議なことに、そこを越えると一気に軽くなる。

冬至を迎えると、ふっと肩の力が抜けるような感じがあって、今日の空気にもその兆しがはっきりとありました。

もちろん、こうした感覚は気のせいかもしれません。
天気や体調、その日の気分に左右されているだけとも言えます。

それでも、季節とつながって生きたいと思っている自分にとっては、こうした揺らぎも含めて大切な実感です。

最近は、桜をあと何回見られるのかな、なんてことを考えるようになりました。

そういう年齢に入ってきたからこそ、季節の移ろいをちゃんと感じながら生きていきたい。
その分、気持ちが上下することもあるけれど、それも含めて自分が選んでいる生き方なのかな、と思っています。

前回の「大雪」で、田んぼシリーズはいったん一区切り。
今回は少し足を伸ばして、初めて訪れる港へ行ってきました。

冬至の朝、水平線に近いところから昇ってくる光を見ていると、
「ああ、冬至が明けたんだな」という感覚が、言葉としてではなく、体のほうにすっと入ってきました。

冬至暁、という言葉がしっくりくる朝でした。

昨日夜ふかしをして起きるのがしんどかったです。

それでも、それ以上のものを受け取った朝でした。
車でほんの20分も走らない場所に、こんな景色がある。
そんな環境にいるのだから、来年はもう少し外に出てもいいのかもしれない。

そんなことを考えていました。

今回から2周目に入った「暁のヒトシズク」は同じ場所にこだわらず、近所だったり、旅先だったり、いろいろな場所で、二十四の季節それぞれの「暁」を写していけたらと思っています。

季節は、ただ静かに巡っていく。
その流れの中で、また少し、わたしも動いていけたらと思います。
それでは、また次の季節でお会いしましょう。

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