大寒|1月20日

一年でいちばん寒さが深まるころ

撮影日 2026年1月20日、大寒。

名古屋はここ数日は驚くほど暖かく、大寒とは思えない日が続いていましたが、
今日は一転して、身を刺すような寒さが戻ってきました。
外に出ると、風は強く、空気は冷たく、油断していた身体に
「ここが冬の底だ」と静かに教えてくれるようです。

ニュースで気象庁の職員さんが、緊急会見を開き、今後しばらく寒波が続く見込みだと伝えられていました。
日本海側では大雪の可能性があり、太平洋側でも油断できないとのこと。
気象庁の会見となると、ぐっと気が引き締まりませんか?

大寒という名前は、やはり伊達ではありませんね。

私自身も、この時期は無理な外出は控え、できるだけ静かに過ごそうと思っています。
家の中で静かに、寒さと距離を取る。それも冬の知恵のひとつです。

さて、一年で最も寒いこの時期は、ちょうど「冬の土用」にあたります。

土用といえば夏のイメージが強いですが、実は春・夏・秋・冬それぞれに存在し、季節の切り替わり前の“調整期間”のような役割を持っています。

冬の土用が終わると、節分を経て立春へ。
豆まきや恵方巻といった、季節の風習に触れられるのも楽しみです。
まだ寒さは続きますが、「春」という言葉が聞こえてくるだけで、どこか気持ちが緩むのも不思議なものです。

体感的にはまだまだ厳しい寒さですが、先が見えているという感覚は、心に小さな余裕をくれます。

とはいえ、寒い朝は身体がなかなか動きません。
最近の私は、起きてすぐお風呂を沸かし、湯船に浸まるところから一日を始めています。

シャワーだけでは追いつかないこの時期、しっかり身体を温めることで、ようやく動き出せる感覚があります。
冬用の寝具や、首元を冷やさない服など、暮らしの工夫も総動員しながら、この寒さと付き合っています。

みなさまも、どうぞご用心ください。

写真は、大寒当日ではなく、2日前の1月18日に訪れた岐阜で撮影したものです。

岐阜城へ足を運び、ロープウェーで山を上がりました。

雪景色を期待していたものの、市街地は思ったほどではなく、遠くの山にうっすらと白が見える程度。

それでも、冬の空気の澄み方や、景色の輪郭のはっきりとした感じは、まさにこの季節ならではでした。織田信長ゆかりの地でもある岐阜城は、静かで、どこか凛とした時間が流れていて、とても印象に残っています。
そして翌日、ちょうど母から
「今年の大河ドラマは信長の話らしいから、お城でも巡ってみたら」と連絡があり、
不思議な巡り合わせを感じました。

大寒は、寒さの極みであると同時に、春へ向かう準備が静かに始まる節気でもあります。
無理をせず、整え、立て直す。

この寒さの底を丁寧に過ごすことが、次の季節を迎えるための土台になるのかもしれません。
風邪など引かぬように乗り切りましょうね。

季節は、ただ静かに巡っていく。
その流れの中で、また少し、わたしも動いていけたらと思います。
それでは、また次の季節でお会いしましょう。

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