

雨水|2月19日
自分の居場所を、自分の足で選び取ること


撮影日 2026年2月18日、雨水の全日。
立春を過ぎ、少しずつ暖かい日が増えてきたように感じます。
今日の名古屋は風が冷たく、体感としてはまだ冬の寒さが残っていますが、空は驚くほど澄み渡っています。
二十四節気では「雨水」を迎えました。 雪が雨に変わり、大地が潤い始める時期。
実際に雨が降るというよりは、雪解け水が川を流れ、自然が息を吹き返していく様子に、生命の再生を感じる季節です。
最近、全国的な水不足のニュースをちらっと耳にしました。
これほど雨が降らない日が続くと、乾燥も気になりますね。
喉が乾燥するとウイルスも付きやすくなってしまうので、加湿などのケアが大切だなと感じます。
わが家でも加湿器をしっかり回していて、だいたい50%くらいを保つようにしています。
皆さんのまわりではいかがでしょうか。

前回の立春から二週間。 同じ公園に足を運んでみると、そこには確かな変化がありました。
早咲きの桜や梅が花を咲かせ、冬の枯れ葉の茶色と、新しく芽吹いた花のグラデーションが広がっている。
都会にいるとなかなか感じにくいことかもしれませんが、自然の近くに身を置くと、こうした季節の情緒に触れることができます。
とはいえ、まだまだ油断できない寒さです。
私はかなりの寒がりなので、特に「首」と名のつく場所。 首、足首、そして耳まで、ネックウォーマーや耳当てでしっかりガードして外出しています。
しっかり対策をして、この寒さを乗り越えていきたいですね。
2月の後半。 中学生の子たちにとっては、受験という大きな節目を迎える時期かもしれません。 どの学校に入るかということ以上に、「その瞬間に自分なりに頑張れた」という実感が、後の人生にとって大きな力になるのだと思います。
ふと思い出したのは、自分自身の学生時代のこと。
中学生までは、決められた場所、決められた関係の中で過ごすことが多いけれど、高校へ進むとき、私たちは初めて「自分の選択」で人生を動かし始めます。
夢にまで見て、憧れて、頑張って入ったはずの場所であっても、嫌な人に出会ったり、壁にぶつかったりすることもあるかもしれません。
けれど、そんなときこそ、自分が「あ、ここ好きだな」と直感で思える場所や、心地よいと感じる空間を、自分の足で探しに行ってみてほしい。
私にも、一年生のころの学校案内で一目惚れした場所がありました。
けれど、当時は教室から遠いという理由だけで、結局三年間という、長いようであっという間の時間のなかで、一度もその場所へ通うことはありませんでした。
「いつか行こう」と思っていても、意識して動かなければ、振り返ったときには結局行かないまま終わってしまう。



「行動する」ということは、何か大きな目標を掲げることだけではなく、自分が「心地よい」と思える場所へ自分の身を置いてあげる、そんな小さな一歩のことなのかもしれません。
大人になっていくということは、そうやって自分の手で、自分の居場所を選び取っていくことなのだと思います。
雨水が大地を解かし、新しい流れを作るように。 私たちも、心のなかに温めていた小さな願いに向かって、少しずつ動き出せたら。
そんなことを考えながら、冷たい風の中を歩いた一日でした。
季節は、ただ静かに巡っていく。 その流れの中で、また少し、わたしも動いていけたらと思います。 それでは、また次の季節でお会いしましょう。












