

小寒|1月5日
一年でもっとも寒さが深まっていく入口


撮影日、2026年1月6日。小寒翌日。
新しい年を迎え、季節は「寒の入り」と呼ばれる時期に入りました。
小寒は、大寒へと向かって寒さが積み重なっていく、その始まりの節気です。
名古屋の冬は、あまり雪が降りませんが、年明けの2日の夜に少し降ったようですね。
私は実家に帰省していて、雪は見れませんでした。
冬は風の強さや日差しの有無によって寒さの体感が大きく変わります。
風が強い日は一気に冷え込み、分厚い雲が空を覆う日は、冬の重さがぐっと増して街もどこか寂しく見えます。
一方で、雲ひとつない朝は放射冷却で気温は下がるものの、空気は澄み、どこか心地よさも感じられます。
これも最近の防寒着の性能による恩恵ですかね。私はさらにお腹や背中を冷やさないように貼るカイロで防寒しています。
子供の頃はとても冬が苦手だったんですが、最近は冬と折り合いをつけて仲良く過ごせている気がします。

さて、今日は日の出前、近くの川へ足を運びました。
水面は風に揺れることなく、空の色をそのまま映し出しています。
川辺にはたくさんの鴨が集まり、まるで朝のミーティングのように、一定の距離を保ちながら静かに佇んでいました。
人の気配を察すると、騒ぐこともなく、ただそっと川向こうへ移動していく。
ちょっとでも嫌なものからは、早めに離れておくっていうことを教えてくれているのかもしれません。
ちょっとくらいなら我慢しなきゃなって思わない鴨は素敵ですね。
避けていることがバレても全然気にせず逃げます。
これから私も真似しようと思いました。



年末年始には、京都の実家へ帰り、伏見稲荷大社へ初詣にも行きました。
実家からすぐなので毎年訪れる場所ですが、新年の空気の中で歩く参道は、始まりの感じを色濃く感じます。
おみくじは、大大吉。
嬉しさと同時に、書かれていた言葉は「調子に乗りすぎないように」という戒めのような内容でした。
良いときほど足元を見る。その言葉を噛みしめながら、この一年を過ごしていこうと思います。
正月が終わり、日常が少しずつ戻ってくる頃。
家族のこと、仕事のこと、自分の体調や気持ちの変化も含めて、無理をしすぎず整えていく時期です。
体重が増えたことも含めて、すべてを責めずに受け止め、また少しずつ調整していけばいい。
小寒は、静かに自分を立て直すための節気。
新月のworkだけでなく、日々の暮らしの中で「自分はどうありたいのか」を折に触れて思い出しながら、寒さとともに歩みを進めていく。
そんな一年の始まりにふさわしい時間が、いま流れています。
季節は、ただ静かに巡っていく。
その流れの中で、また少し、わたしも動いていけたらと思います。
それでは、また次の季節でお会いしましょう。









